こんにちは。
カラビナハート 吉田啓介です。9月は夏。9月までは夏です。
目次
SNS運用はまずは目的を決めることから
さて、SNS運用をお仕事にされているみなさんは何をKPIとしていますか?
運用しているけど今やっていることが合っているのか分からない。
そうすると発信内容も定まらないし、自分の評価にもプラスに働きにくいですよね。

私たちがアカウントを支援する時の考え方は、この4つのステップ。
まずはとにもかくにも目的です。
このアカウントで何を実現したいのか。企業の認知、好意度アップ、ストレートに売上高、採用、クチコミを増やす…などなど同じ業種でも当然目的は異なります。
それが決まれば次は目標値。
目的に向かって進んでいるかを点検するためのものです。
例えば「たくさんの人にブランドを知ってもらう」が目的であれば、
主要な目標値はインプレッション数。ただしそれを増やすためのサブ目標が必要で、インプレッション数を増やすトリガーとなるエンゲージ数を持つ、などを決めていきます。
それが決まれば次は運用ルールです。目的、目標達成のために
「やるべきこと」「やってはいけないこと」の攻めと守り、どんなジャンルの投稿を何投稿するか、どういう点検フローかを定めます。
最後は投稿企画。最初に投稿を考えちゃう人がいるけど、それが結局「どこに向かっているんだっけ」になりがちですね。
フォロワー数は重要?
目標値に関して一番相談をいただくのがこの質問です。
担当者さんはフォロワー数を追う大変さをわかっているので避けたいが、社長、役員、上長がフォロワー数を増やしたいケース。
・競合アカウントに勝ちたい
・メルマガ会員数より多くしたい
あたりが根拠です。
そう、SNSのフォロワー数はよく勘違いされやすいんですが、メルマガ配信数、LINE友達数、アプリDL数とは全然違う種類のものです。確かにフォローしている人という似ている概念ですが、「情報を届ける先」という観点では、フォロワー数イコールではないです。
なので、目標値にフォロワー数を置いている場合、置こうとしている場合は基本的に「変えた方が良い」とアドバイスをします。
フォロワー数を目標にしない理由
主に以下の4点です。プレゼントキャンペーンで増える数が減ってきて、回数を増やしたり広告をかけたりして頑張っている企業さんが多いです。数年前にフォロワー数を増やす広告もなくなりましたね。
- 各SNSのレコメンド機能が優秀
- 生活者のフォローがんがんするステージは終わった
- フォロワー数とリーチ数は相関しない
- フォロワー数の非アクティブ率はむしろアカウント評価のマイナスになる
親和性の高いフォロワーさんがついてくれているかはフォロー率を参考にするのがおすすめです。
フォロー率=平均インプレッション数÷フォロワー数
つまり1回投稿したら何人くらいに情報が届くか、です。
これが1桁台ならフォロワーさんたちはアクティブでないか、親和性低いか、投稿に価値を感じていないかのどれかです。
私たちがご支援する時は10%以上は目指すよう伴走します。
もしSNSアカウントにお悩みがあれば相談に乗ります。
普段はXにいるので声かけてください。