SNS活用は社内マーケティングが鍵。投稿のネタが自分に集まる仕組みを作ろう。

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社内理解や組織作りの第一歩

こんにちは。カラビナハートの吉田啓介です。

12月が決算月の企業は振り返りと、次年度予算組みであわただしい時期ですね。お疲れ様です。予算組みと言えば、投資やコスト、施策に注目が行きがちですが、それを実行する組織にも目を向けたいですね。刻々と変化する世の中に合わせて当然施策も変わり、施策が変われば実行する部隊の形も変わってきます。

私はマーケティングの中でもTwitterやInstagramを活用したコミュニケーション部分でお手伝いをすることが多いですが、戦略や投稿を作ったりすることだけが業務ではありません。以外と多いのは組織化や社内での啓蒙をどうすべきか、仕組み作りのご要望です。SNSはまだまだ新しいジャンルなだけに社内での価値があいまいだったり、属人的に運用されている企業が多いのが特徴です。

企業によって組織の形は様々なので一概には言えませんが、個人的におすすめなのは、アプリやSNSなどのオウンドメディアの業務は1部門に集めることです。社内の様々な情報を集め発信することを役割とし、それぞれのチャネルのお作法に合わせて料理してアウトプットするのはとても効率的です。

1か所に集まる仕組みを作ることで、チャネルに関係なく関係部門との連携がしやすくなりますし、自社メディアからの発信はあのチームに言えばいいのね、がわかりやすくなります。

とは言っても、組織を作れば勝手に情報が集まるなんてことはありません。自分に情報や投稿のネタが集まる仕組み作り、そのためにぜひおすすめしたい行動はたった1つだけです。「自分から情報を取りに行き、必ずフィードバックをすること」です。

まずは自分から取りに行く姿勢が大切

前職のすかいらーくでオウンドメディアチームに所属していた時の事、チームメンバーのすばらしい動きが今でも忘れられません。

彼女は日常的に、頻繁に商品開発チームの持ち場(飲食業なので調理を試作するテストキッチン)に足を運び、何を作っているのか、何を試そうとしているかを見に行っていたのです。そんなある日見つけたのがこちら。あとはツイートの通りですが、投稿でお知らせした後にやったことがポイントでした。

最初のツイートからおよそ1か月半後に、店舗で展開することを決めた予告ツイートがされています。


投稿へのお客様からの期待コメントも多いですが、そのリアクションを商品開発チームにフィードバックをすることがポイントです。投稿して、商品としてあると嬉しいか尋ねたらこんなコメントをいただきました、これだけの反応がありました、と。商品を作るメンバーも事前に反応がわかると商品化すべきかどうかの判断の参考になります。

こういう体験があると、商品開発の担当者も同じようなネタがあれば「フォロワーさんにちょっと聞いてみてくれない?」と情報をくれるようになるのです。

他のプロモーションでは伝えきれない情報を

2つほど企業の投稿事例をご紹介します。

どちらも単なる商品紹介ではなく、ちょっとした裏話を伝えています。プロモーションでは主役になりにくい情報も、Twitterでは「へぇ~」「知らなかった!」なマメ知識がファンにとっては価値あるものになりますね。反応が良い投稿は、同じネタでも切り口を変えることで何度も再利用できるのもメリットです。

SNSの投稿は切り口×素材で考える

TwitterやInstagramの投稿を料理に例えると、プラットフォームに合った表現や切り口を考えるのは「調理」そのもの。その食材、素材となるのが「情報」「ネタ」です。どんなに調理方法が良くても素材が良くなければ見掛け倒しに終わってしまいます。社内から良い情報をいかにたくさん集めるか、自分から聞きに行くことからぜひ始めてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
普段はTwitterにおりますので、ご相談などお気軽にDMいただけると嬉しいです。

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