【11/25 SNS運用ウェビナーレポート】じゃがりこ・MKタクシーに聞く!今日から使えるTwitter投稿切り口0円テク

こんにちは。カラビナハート株式会社の櫛引です。
東京もだいぶ寒くなり冬を感じる季節となりましたね。
さて、11月25日(木)にウェビナーを開催いたしました。

イベント名:じゃがりこ・MKタクシーに聞く!今日から使えるTwitter投稿切り口0円テク
日時:2021年11月25日  11:00~12:00 

カルビー株式会社じゃがりこ公式アカウントをご担当されている谷澤様(以下じゃがりこさん)と、MKタクシーの中村様(以下MKタクシーさん)をお呼びし、お金をかけずにSNSでファンを増やしたりエンゲージを高める投稿の工夫についてお話を伺いました。
両社様々な部分で違いがあって非常に興味深かったです。

SNS運用の目的について
じゃがりこさんは「じゃがりこ」自体の認知度は高いものの、年間20種類ほど発売される新商品それぞれを認知してもらうことを目的とされており、MKタクシーさんは“ファンとのつながり”を目的として、観光タクシー事業も行っていることから京都の今を発信したり、広報としての活用や告知などに利用されています。

どんな体制で運用しているか
じゃがりこさんでは、3人で様々な業務を行いながらSNSの運用を行っているとのことでした。この体制が一般的かなと思います。

そんな中、MKタクシーさんではTwitterやInstagram、clubhouseなど各SNSに専任担当が付いているとのことでした。担当SNS以外の業務は基本的に無いそうです。なかなかマネはできませんが、そうすることによって桜の時期は毎日インスタライブを行ったり、自ら撮影に赴くなどファンづくりの為の様々な施策を行う事が出来でいるのだなと感じました。

実際の投稿↓
https://www.instagram.com/p/CW3BHH0P4CU/

■投稿するスケジュールや内容・カレンダー作成について
じゃがりこさんは2週に1回のミーティングで投稿内容の確認やカレンダーの作成をされているそうです。
新商品のお知らせ・コミュニケーションなどの投稿を行っておりますが、その中でも新商品の発売情報が最もエンゲージが高くなっており、それこそがフォロワー・ファンからの期待だと受け止めているとのことでした。
またどんなツイートもただ面白いだけではなく、しっかり商品に絡めるようにされています。これはとても大切な事かなと思います。どんなに素敵で印象的、いわゆるバズったツイートも、そのツイート1つを見ただけでアカウントがどんなものか分からなければ、本来伝えたい商品については伝わりません。目的を意識してどう生活者に認知してもらうか?の工夫が必要になってきますね。

画像などのクリエイティブの作成 外注・自社の割合について
MKタクシーさんは基本内製で各自撮影、動画編集を行っているようです。
じゃがりこさんは外注と内製は半々で、中の人が美味しさのポイントを手書きしたり、パワポで動画を作成したりと、担当者本人が投稿素材の制作をおこなう事もあるそうです。
Twitterでは、作りこみ過ぎると広告感がでてしまい生活者に避けられてしまう事もあります。一眼レフではなくスマホで撮ったり、手書き画像で投稿することによってよりアカウントを身近に感じていただけるのではないでしょうか。こちらもすぐにマネできそうです。

実際の投稿↓

■予算0円で出来るテクニック
MKタクシーさんではTwitterやInstagramで使用する写真をSlackやLINEで共有しています。SNS担当に限らずいろんな場所に行くドライバーからも写真が届きます。
「かわいい猫がいたので写真を撮りました」
「夕日がきれいで・・・」
など、その時々で行っている場所が違うので、写真が自然に集まってくる仕組みが出来ている事でタイムリーな発信ができます。

また社内で写真コンテストを行っています。選ばれるとその人のモチベーションにもつながりますし、地元の人しか知らない景色や場所を伝えられる良い機会になっています。

実際の投稿↓



じゃがりこさんでは、〇〇の日などのモーメントやトレンドに乗ったり、じゃがりこのキャラクターや製造について紹介しています。
また「どんな時に投稿アイデアを思いつく?」という質問には、散歩中など普段の生活の中で、ふとした時に思いつくそうです。

実際の投稿↓

お二人のお話を伺って大切だと思った事は、
・目的を定めることで、運用の方向性をしっかり整える。
・社内で情報や写真の共有が自然とされたり、集まったりする環境作りを行う。
・普段使っているアプリケーションでもクリエイティブの作成は可能。
・生活の中の何気ないところにヒントが隠れている。
 それを拾いつつ、社内の情報やモーメント、トレンドに目を光らせることでコンテンツの作成を行っていく。
などの工夫で、お金をかけなくても様々な投稿が出来る事がわかりました。

投稿案は簡単にはひらめかないものです。一人で行うのではなく、社内のいろんな人を巻き込みながらアイデアを出し合い、企業アカウントを生活者に知ってもらえるよう工夫して発信していくことが大切だと思いました。
谷澤さん、中村さん、お二人とも誠にありがとうございました!

弊社カラビナハートでは、TwitterやInstagramのKPI設定から具体的な投稿案の提案などのコンサルティング、企業アカウントの投稿やコメント返信まで行う運用も行っております。

お困りのことがあればお声かけください。

【カラビナハート株式会社】お問い合わせフォーム (tayori.com)

今後もいろいろなウェビナーを行っていきたいと思います。
こんな話をしてほしい、こんな事が知りたいなどのご意見もお待ちしております。

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